2017年 02月 14日
戒名(かいみょう)と位牌 |
実家のリフォームもでき
庵主と奥さんががこの家のお守りをすることになったので
庵主のお父ちゃん・お母ちゃんの30回忌の法要をすることにしました。
少し年忌がずれたのですが
まあ、一定のけじめでしょう。
古い小さな仏壇のなかに過去帳や位牌が入っています。
坊さんが付けたものでしょうが
お兄ちゃんと奥さんの位牌はありません。
お兄ちゃんはキリスト教の牧師のため
2人ともキリスト教で告別式をしたために戒名がありません。
仏壇にキリスト教の二人の十字架が並べて祀って
隠れキリシタン状態なので
別に戒名が無くても何にも問題はないのです。
しかし、父母の法要の際、
兄貴夫婦の位牌も祀っておこうと思い立って
今日、位牌を作りに行ったのです。
庵主が通学していた道筋にある仏具屋さんです。
戒名は庵主がご先祖さんの戒名を眺めながら考えました。
「岳光院弘富日隆信士」です。
学生時代に山岳部だったのと弘・富美子の子で
ニチメンに勤めていた隆康だからです。
ところが仏具屋さんに向かう時にハッと思い直したのです。
お兄ちゃんはキリスト教の牧師や!
で院号を岳光院はやめ「基督院」にしました。
チョット変な感じもありますが
お兄ちゃんにふさわしいのかな、と思っています。
お兄ちゃんの奥さんの戒名
(奥さんの実家でも付けられたと聞いたので
庵主考案の戒名は伏せておきます)との
連名の位牌の作成を依頼しました。
位牌の裏に俗名や行年なども書いてもらって
父母のよりほんの少々小さい位牌で約2万円
文字を表裏入れて4千円、消費税込で2万5千円くらいです。
奥さんは2・3十万はかかるでーー、と庵主を驚かせていましたが
アッ、ヤッスー!と言う感じです。
お父ちゃん・お母ちゃんの30回忌の法要の仏壇の中で
お兄ちゃん夫婦もシレ――ット、
坊さんに拝んでもらって供養としましょ。
by chishanoki
| 2017-02-14 21:29